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いわき市長からの回答(12月10日申入れについて)


1月9日に、昨年12月10日にいわき市長に対して申入れをした要望書の回答ができたとの連絡を市役所から受け、受け取って参りました。


生活環境課の課長が対応して下さいました。



12月10日の要望書の要旨は、以下の通りです。
1鮫川村焼却炉建設の中止を環境省と鮫川村に対し要請すること
2いわき市として安全確認作業を行うこと


これに対し、いわき市長の回答は工事中止要請には一切触れず、いわき市としては昨年12月21日に生活環境部長が環境省に、課長が鮫川村にそれぞれ情報公開等を申入れた、というものでした。

しかし、申し入れの回答期限は区切っておらず、回答も未だ来ていないようです。
回答が来ないままに焼却が始まったらどうするのでしょう?
非常に疑問です。



回答を受け取った際も、是非宜しくお願いしますと念を押してきました。



ただ、いわき市が環境省及び鮫川村に申入れを行ったのは、市民の声が届いた証左と思います。
声を上げ立ち上がったみなさんの力です。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。





◆いわき市長からの回答内容

先般の要望について、次のとおり回答いたします。
今後とも市政発展のため、御協力くださるようお願い申し上げます。

【要望事項】
1 鮫川村での焼却炉建設工事を中止するよう、環境省及び鮫川村に強く要請すること。
2 焼却によって、環境に放射性物質が放出されないかどうか、いわき市としてきちんと確認作業を行うこと。


【回答】
 環境省は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質によって汚染された農林業系副産物が大量に保管されている現状に鑑み、早急にその処理を行う対応策として、焼却処理において減容化、安定化させることが有効な手段としております。
 このことから、焼却処理における放射性物質の挙動等に関する知見の蓄積を図るとともに、焼却処理の安全性を確認することを目的に、鮫川村地内において、小型の仮焼却炉を設置し、村内の農林業系副産物約600トンの焼却実証実験を行うこととしたものであります。
 しかしながら、近隣自治体である本市に対し、事前の説明が無かったこと、焼却施設の設置場所は、本市の水源地に隣接していることから、平成24年12月21日に環境省及び鮫川村に申入れを行いました。



【環境省に対する申入書の内容】
○ 本市に対し、必要かつ十分な情報を提供すること。
○ 住民生活の安全・安心を保障するため、万全の対策を講じること。
  ①施設の安全性の確保
  ②放射線量及び放射濃度の十分な監視
  ③非常時の速やかな情報提供
   をすることなど

【鮫川村に対する申入書の内容】
○ 施設の安全性の確保、放射線量及び放射能濃度の十分な監視を環境省へ申入れること。
○ 貴村において入手したデータ等については、本市に速やかに提供すること。

by iwaki_make_future | 2013-01-12 01:14 | お知らせ
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いわきの未来をつくるのはひとりひとりの市民。その活動の記録。


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