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【鮫川村焼却炉問題の経緯】

【鮫川村焼却炉問題のこれまで】

2012年11月12日 鮫川村からいわき市に対し「焼却施設の工事計画」の通知が郵送

14日 いわき市役所 廃棄物対策課が通知を受理
15日 焼却施設の工事着工
25日 東京新聞に塙町の反対運動の記事が掲載
28日 水道局職員が現地視察、鮫川村職員より説明を受ける
30日 創世会所属議員3人が鮫川村現地を視察(注1)
    いわきの水道水源である鮫川水系四時川源流が焼却施設下にあることを確認
    水道局職員も同行



12月3日 いわき市議会 11月定例会 一般質問(注2)
5日 焼却施設の工事着工がダイオキシン対策特措法・福島県生活環境保全条例に抵触していたこと
   から、工事が一時停止(工事申請は10月30日、60日間は工事着工できないところ、11月15
   日に工事着工)

6日 東京新聞に工事一時停止の記事が掲載
7日 福島県の許可により一時停止していた工事が再
10日 いわき市長に対し市民団体が工事中止要請・いわき市としての安全確認を求める要望書を提
   出(注3)
11日 建設水道常任委員含む20人の議員と生活環境課の職員、水道局職員が現地視察
13日 いわき市議会 本会議にて創世会提出の住民説明を尽くし、それまで工事の停止を求める決
    議案が否決、志道会提出の住民への説明のみを求める決議案が可決
25日 鮫川村にて住民説明会開催・村長から村民に対し初めて焼却炉建設地が発表される
   村民から工事が始まってからの説明会開催について疑問の声、焼却炉の安全性について不安の
   声が上がるも、村長は理解して欲しいと工事断行を明言
隣接する塙町・いわき市からも参加者あり




2013年1月7日 いわき市長に対し、市民団体が環境省の担当者を招致した住民説明会開催等を求め
        る要望書を提出

14日 鮫川村焼却炉問題について、関口鉄夫氏による講演会
   於:内郷保健福祉センタ― 13時半会場 14時~16時半
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by iwaki_make_future | 2013-01-12 16:25 | お知らせ

【鮫川村焼却炉問題 総まとめ】



【福島県鮫川村焼却炉問題の本質】

福島県鮫川村で建設中の焼却施設では、日本で初めて、放射線量の比較的低い地域(建設現場のモニタリングポストは2012年12月14日現在で0.14μS/hを計測。これは鮫川村の中でも高い値)で、8000Bq/kg以上の高濃度放射性廃棄物(放射性汚染廃棄物対処特措法による指定廃棄物)が焼却されます。


焼却炉構造そのものやフィルタの性能が問題視され、何十万Bq/kgにも濃縮した灰の管理についても疑問が呈されています。

つまり、放射性物質を含んだ排気や灰が飛散し、放射能汚染が拡大することが懸念されるのです。



また、この焼却施設は鮫川村はもとより、隣接する浅川町・棚倉町・古殿町・石川町・塙町・矢祭町・いわき市、茨城県北茨城市などの水道水源地でもあります。
生命の源である水が汚染されて、どうして生きていくことができるでしょう。


さらに、建設中の施設は「実証実験施設」です。
環境省は、放射性廃棄物の焼却処分は大熊町や飯舘村での実証実験により安全性を確認したといいながら、「安全性を確認するために鮫川村で焼却する」とに摩訶不思議な説明をしています。


私たちは、鮫川村の焼却実証実験施設はモデルケースであり、ここで焼却処分の事実をつくることで、福島県年内はもとより、全国で高濃度の放射性廃棄物が焼却されることになるのではないかと、強く懸念しています。


これは、鮫川村だけでも近隣市町村だけでもなく、全国の放射能汚染拡大の問題なのです。






【問題点】
1 手続上の問題点
① 鮫川村での住民説明がないままに工事が始まったこと
(工事開始は2012年11月15日。鮫川村での住民説明会は12月25日。)

② 鮫川村では工事ありきの極めて不十分な説明会しか開催されていないこと

③ 水源がある近隣市町村には環境省及び鮫川村から工事着工前に一切の説明が無く、近隣市町村の住民は工事の存在すら知らないこと

④ 事前説明もせず、事後説明において十分な議論も尽くされていないのに環境省は工事を停止しないこと

2 焼却施設の技術的問題点
①元請けの日立造船は、焼却炉建設の実績がない

②建設予定の傾斜回転炉は、不完全燃焼を招き、事故を起こしやすいとの事例がある

③バグフィルタに性能は専門家により疑問視されているが、環境省による十分な説明は一切ない

④フィルタの交換時期など、放射性物質飛散防止のための重要事項の説明が一切ない

⑤中間貯蔵施設ができるまで保管するという灰はどのようにセメント固定化するのか

⑥フレキシブルパックに梱包された灰は本当に漏れ出すことはないのか…etc.


環境省は安全であると繰り返しますが、その根拠は薄弱であると言わざるを得ません。
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by iwaki_make_future | 2013-01-12 15:50 | お知らせ

いわき市長からの回答(12月10日申入れについて)


1月9日に、昨年12月10日にいわき市長に対して申入れをした要望書の回答ができたとの連絡を市役所から受け、受け取って参りました。


生活環境課の課長が対応して下さいました。



12月10日の要望書の要旨は、以下の通りです。
1鮫川村焼却炉建設の中止を環境省と鮫川村に対し要請すること
2いわき市として安全確認作業を行うこと


これに対し、いわき市長の回答は工事中止要請には一切触れず、いわき市としては昨年12月21日に生活環境部長が環境省に、課長が鮫川村にそれぞれ情報公開等を申入れた、というものでした。

しかし、申し入れの回答期限は区切っておらず、回答も未だ来ていないようです。
回答が来ないままに焼却が始まったらどうするのでしょう?
非常に疑問です。



回答を受け取った際も、是非宜しくお願いしますと念を押してきました。



ただ、いわき市が環境省及び鮫川村に申入れを行ったのは、市民の声が届いた証左と思います。
声を上げ立ち上がったみなさんの力です。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。





◆いわき市長からの回答内容

先般の要望について、次のとおり回答いたします。
今後とも市政発展のため、御協力くださるようお願い申し上げます。

【要望事項】
1 鮫川村での焼却炉建設工事を中止するよう、環境省及び鮫川村に強く要請すること。
2 焼却によって、環境に放射性物質が放出されないかどうか、いわき市としてきちんと確認作業を行うこと。


【回答】
 環境省は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質によって汚染された農林業系副産物が大量に保管されている現状に鑑み、早急にその処理を行う対応策として、焼却処理において減容化、安定化させることが有効な手段としております。
 このことから、焼却処理における放射性物質の挙動等に関する知見の蓄積を図るとともに、焼却処理の安全性を確認することを目的に、鮫川村地内において、小型の仮焼却炉を設置し、村内の農林業系副産物約600トンの焼却実証実験を行うこととしたものであります。
 しかしながら、近隣自治体である本市に対し、事前の説明が無かったこと、焼却施設の設置場所は、本市の水源地に隣接していることから、平成24年12月21日に環境省及び鮫川村に申入れを行いました。



【環境省に対する申入書の内容】
○ 本市に対し、必要かつ十分な情報を提供すること。
○ 住民生活の安全・安心を保障するため、万全の対策を講じること。
  ①施設の安全性の確保
  ②放射線量及び放射濃度の十分な監視
  ③非常時の速やかな情報提供
   をすることなど

【鮫川村に対する申入書の内容】
○ 施設の安全性の確保、放射線量及び放射能濃度の十分な監視を環境省へ申入れること。
○ 貴村において入手したデータ等については、本市に速やかに提供すること。
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by iwaki_make_future | 2013-01-12 01:14 | お知らせ

1月7日いわき市長へ申し入れを行いました

1月7日いわき市長に対し福島県鮫川村に建設中の焼却実証実験施設について要望書を提出してきました。要旨は以下の通りです。

1いわき市で環境省が住民説明会を開催するよう要請すること
2住民説明会を市民にあまねく周知すること
3住民説明が尽くされるまで焼却炉建設を停止するよう要請すること



緊急にもかかわらず、250人もの方々に個人賛同を頂きました。
本当にありがとうございます!!


当日は約20人の方の参加を得て、創世会所属議員とともにいわき市役所6階 生活環境部長室にて申し入れを行って参りました。


15分間の予定でしたが、参加されたみなさんから安全性への強い疑問の声が次々と出され、30分ほどの申し入れとなりました。

生活環境部長は根拠薄弱な安全性を訴えるに止まり、環境省が直接説明責任を果たさなければならないのだということをひしひしと感じました。

みなさんで住民説明会の必要性を訴え、環境省へ要請してくれるよう強く強く要望して参りました。


要望4団体では1月末にも焼却が始まる計画であることから、17日までの文書回答を求めています。
また回答が来た段階でお知らせ致します。

引き続きよろしくお願い致します。









いわき市長  渡辺 敬夫 様 



 要 望 書
(福島県鮫川村焼却実証実験施設について)





平成25年1月7日





   





(要旨)
1、 事業主体である環境省がいわき市において市民に対する住民説明会を開催するよう、環境省に強く要請すること。
2、 いわき市民に対する住民説明会の開催場所・日時等を「広報いわき」等を利用し、あまねく市民に周知すること。
3、 環境省に対し、いわき市民に対する住民説明会が開催され、説明が尽くされるまで焼却実証実験施設の建設工事を停止するよう強く要請すること。

(理由)
現在、福島県鮫川村青生野地区で環境省を事業主体とする放射性廃棄
物を焼却する実証実験施設が建設されている。この施設により、8000Bq/kg以上という指定放射性廃棄物28tを含む農林業系副産物の放射性廃棄物、総量600tを平成25年2月から平成26年9月まで焼却される計画である。試運転は平成25年1月から開始される予定である。
  この施設のすぐ下にはいわき市の水道水源である鮫川水系四時川の源流があり、これはいわき市議会議員による現地視察や本会議の一般質問において明らかにされている。しかし、焼却実証実験施設から放射性物質が漏れた場合のいわき市の水道水源への影響の有無について、いわき市から市民に対し説明はなされていない。
 また、鮫川村焼却実証実験施設の事業主体である環境省も、鮫川村近隣市町村の住民への説明をしていない。建設地である鮫川村村民に対しての説明会さえ、工事が着工してから1ヶ月以上経った12月25日に行われるという状況となっている。高濃度の指定放射性廃棄物を含む放射性廃棄物を焼却するという、市民の健康へ影響を及ぼしかねない重大な事項に関して、いわき市民はなんらの説明も受けず、情報も開示されていないのである。
昨年3月11日の原発過酷事故を経験した私たちは、放射性物質の飛散はひとつの自治体に留まることなく、近隣市町村へ甚大な影響を与えることを学んでいる。もし、鮫川村焼却施設から放射性物質が漏れ出せば、いわき市の水道水源が汚染され、住民の健康が害される危険性が高い。川や海の汚染により農業や漁業従事者にも大きな影響が及ぶことが考えられる。
このように鮫川村焼却施設について重大な利害関係を有する私たちいわき市民には、事業主体である環境省による住民説明が必要不可欠である。12月25日の鮫川村での住民説明会においても、いわき市民からの質問について環境省の担当者がいわき市から要請があれば市での住民説明会もありうる旨発言している(注)。
よって、私たちは、鮫川村に建設中の焼却実証実験施設について、事業主体である環境省がいわき市において市民に対する住民説明会を開催するよう、環境省に強く要請すること、いわき市民に対する住民説明会の開催場所・日時等を「広報いわき」等を利用し、あまねく市民に周知すること及び、環境省に対し、いわき市民に対する住民説明会が開催され、説明が尽くされるまで焼却実証実験施設の建設工事を停止するよう強く要請することを求めるものである。
なお、1月下旬に焼却が開始される計画であることに鑑み、本要望書については1月17日までに文書での回答を求めるものである。


注 動画:IWJ 福島1ch 「鮫川村焼却処分場に関する住民説明会」
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1#/recorded/28051203



以上

<要望団体>
いわきを変えるゾ市民の会(いわき市)
いわきアクション!ママの会(いわき市)
いわき母笑みネットワーク(いわき市)
いわきの未来をつくる市民の会(いわき市)
ほか250個人(いわき市民 別紙の通り)


連絡先:いわきの未来をつくる市民の会
髙橋幸子
iwaki.make.the.future@gmail.com 
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by iwaki_make_future | 2013-01-12 00:32 | お知らせ
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いわきの未来をつくるのはひとりひとりの市民。その活動の記録。


by iwaki_make_future
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